秘密探偵JA(7)
遊園地で子どもが次々に誘拐されるという事件が勃発! JAの飛鳥次郎の親友・大六は、次郎に謎の電話を残し死亡してしまった。
探偵事務所を開いていた拳銃の名手・大六は、例の誘拐事件を追っていたようなのだが…。
大六の敵を討つことを胸に誓い、遊園地に向かった次郎。
そこで次郎は、かつてJ機関で自分を鍛えてくれた神代教官と再会した。
果たして、大六を殺し、子どもたちをさらった誘拐犯は誰なのだろうか!?夏祭りを楽しんでいた次郎とオンブ。
そこに夜空を彩る美しい打ち上げ花火があがった。
だが花火と同時に人々の上に降り注いだのは、なんと鮮血と人間の指の骨だった!! 打ち上げ筒の前には、男の子がひとり、ぽつんと立っていた。
その筒の内側には肉片がこびりついていた…。
おとなしい子どもが、突然殺人鬼になる!? 余りにも猟奇的なこの事件の謎を探るJAに、魔の手が迫る!!J機関が秘密結社『赤い骨』の元幹部を捕えた。
だがこの男が口を割れば、間違いなく男の子どもが殺されてしまうのだという。
そこでJAの飛鳥次郎と見習い機関員が、マカオにいる子どもを連れて帰るという任務についた。
次郎たちは幾度となく暗殺者に狙われ、マカオで合流したJ機関員は手榴弾を使って殺されてしまったが、「子どもは金白島」と死の間際に言い残した。
そして辿りついた金白島には謎の拳銃の名手、プリンスジョーという男がいた…。
この恐怖の事件は、東京の下町の、平和な佇まいの真っ只中で始まった。
そこにある工場の煙突が増えたり消えたりするのを見た市民が、警察に通報してきたのだ。
その場所はかつての工場が潰れて、現在は米軍の基地になっていた。
幽霊煙突のことが気になったJ機関の大佐の調べによると、その基地でミサイルが作られていることが判明! 治外法権により日本人が立ち入れない基地に忍び込み、ミサイルの弾頭をさらってくるのが、今回の次郎の任務だ!インド奥地で、何百人もが野獣に食い殺されるという事件が起きた。
新聞に掲載された凄惨な写真にはオンブそっくりの女の子が写っていたが、ちょうどその頃オンブは行方不明になっていた。
驚いた次郎が新聞社に行くと火事が発生して、その写真も焼失…そこで次郎はインドへと飛んだ。
するとイギリス人の男と警察長官が、次郎のジェット機でモザンビという駅に連れて行けと言った。
そこには巡業中のサーカス団が取り残されているのだという。
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